確定申告の手続きや節税する方法とは?

会社員ではなく、フリーランスで働きたいと考えているITエンジニアは多いでしょう。近年、ワークフロムホームが長引き、会社も家賃を払って会社を維持するよりも、テレワークで日本各地で働いても仕事ができるようになれば会社も経費が削減できます。
フリーランスになる前に、会社員時代と比べて納税や保険がどのように変わるか知っておくといいでしょう。会社が何割か負担をしてもらっているので、フリーランスとして働くということはそれらを自分で払う事になるからです。

1つ目は所得税です。会社勤務の時は、源泉徴収を毎年もらうことになっているはずですが、これは会社が一部負担して会社が納めてくれているため、フリーランスになった後は源泉徴収ではなく確定申告書、納税証明書の手続きが必要になります。
難しい手続きではありません。個人事業主として申告する場合年収に応じて、白色申告、青色申告の2種類があります。これは収入に応じて変わりますが、収入がすくなくても将来的な節税を考えると年収が350万円でも青色申告するメリットはあります。

1つは3年間の間にできた黒字と赤字を相殺する事ができます。初年度に100万円の赤字を申請した場合、3年目に黒字100万円を出した際には、2年前の赤字を計上し相殺することができるのです。これは青色申告ならではのメリットです。
他にも、減価償却の特例では年度内に30万円未満なら固定資産を経費計上できます。
白色は3年に分けて償却するのでこれだけでもメリットは十分です。