会社を退職し、フリーランスになって自由に仕事をする人は以前よりも多くなりました。
特にITエンジニアは、仕事の専門性の高さでプロジェクトベースでフリーでも仕事を請け負う事ができるため、個人事業主として活躍する人が増えています。現在会社員で働いていた人が退職ししてフリーランスで働くことになった場合、今までの社会保険はどのような手続きが必要でしょうか。
会社が負担している社会保険は、保険証を発行する健康保険、国民の義務でもある年金、会社が負担していた雇用保険などです。まず、退職時の手続きで会社から年金手帳を返却されるはずです。年金手帳は1人1冊、20歳を過ぎた人は必ず年金番号が付与されています。会社員として働いていた時は、厚生年金を会社経由で支払っていたはずです。
しかし独立したら、厚生年金の加入は国民年金に切り替わります。支払先は自治体です。国民年金基金というもう1つの貯蓄型年金は種類がいくつかあり、任意で加入できます。(※フリーランスが加入できる保険や年金保険について詳しい情報はこちらで確認してください)
フリーランスはあくまで個人事業主です。もし法人登記したり会社を設立したら法人税を始めとする会社としての支出が増えます。主にメリットを感じなければ、一人で仕事を受けるなら個人事業主として確定申告し、フリーランスとして保険料を納めるのがお得です。
また、その世帯主が会社員だった場合、世帯主の扶養に入る事もできますが、その場合収入の上限がありますので注意しましょう。
フリーランスでも加入できる保険の1つにフリーランス協会のベネフィットプランというのがあります。保険加入だけではなく、会社の福利厚生としての特典も受けられるサービスです。
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