業務委託契約を結ぶ時の注意したいこと

フリーランスとして働くことになった場合、お仕事の依頼を受けるには業務委託契約を結ぶのをおすすめします。
まだまだ日本ではフリーランス側が弱い立場で仕事をすることが多く、いざとなった時は口約束で仕事をして、後から仕事の報酬がもらえないなど泣き寝入りをするケースもあります。最初の手続きが面倒と思う方もいるかもしれませんが、自分の仕事の安全を守るために業務委託契約を結びましょう。

個人名、または事業名がある場合はその名前で契約をしますが、いくつかの注意点があります。
1つは、業務内容と支払方法が明確であるかどうかを確認する事です。基本的に依頼する側が業務委託契約を結ぼうとしますが、それをせずに仕事の話を進める場合疑った方がいいでしょう。その際は自分でも業務委託契約書のひな形を用意しておくのがベストです。

次に注意する点は、期日です。支払期日、納期、また遅れた場合など業務内容は別紙で書かれることが多いですが、支払期日などの条件が記載されているかどうか確認しましょう。初めは慣れないのですが業務委託契約は双方合意の上でサイン・捺印していなくてはいけません。
委託先が書類を送られてきても、納得のいかない項目がある場合は修正を申し出てください。変更をしてから締結した方が安心です。
先方は何人ものフリーランスと業務委託を結んでいて慣れている場合、疑問点はすぐに説明をしてくれるでしょう。何事も一人だからといって流されて捺印する事はありません。